副業で脱毛サロン開業は儲かる?個人で成立させる手順と24年・3,000店舗の現場データ

副業で脱毛サロンを開業したい——そんなご相談が、この数年で明らかに増えてきました。会社員、看護師から独立、子育てと両立、定年後の第二の人生——背景は様々ですが、皆さん共通しておっしゃるのは「ネットで調べても、本当のことが書いてない」という言葉です。

本記事では、業界24年・3,000店舗以上のサロン・クリニックを支えてきた業務用脱毛機メーカー「ピウズPROショップ」が、副業で実際に開業された方々の4タイプの実例を軸に、失敗5パターン成功3条件開業5ステップFAQ15問で、副業×脱毛サロン開業の現場をお伝えします。

なぜ今「副業×脱毛サロン」が増えているのか

ここ数年、ピウズPROショップへのご相談で、明らかに増えているのが「副業で脱毛サロンを開業したい」という方々です。

昔は美容業界で10年・15年と経験を積まれた方が、満を持して独立する、というパターンが中心でした。今は、まったく異なります。

  • 会社員を続けながら、副業で小さくはじめたい40代の男性
  • 看護師を辞めて、もう少し自分らしい働き方をしたい30代の女性
  • 子育てと両立できる仕事として、週3日から始めたいお母さま
  • 介護が一段落したあと、もう一度自分の事業をやってみたい50代
  • 店舗ビジネス未経験で、数字だけ見て投資として始めようとする方

動機も背景も資金も、ばらばらです。そして共通して、こうおっしゃいます。

「ネットで調べても、本当のことが書いてないんです」

ネット記事に書かれていない、副業開業の本当のこと

「副業 脱毛サロン 開業」と検索すると、たくさんの記事が出てきます。開業費用、機械の価格、メニュー設計、集客方法、FC加盟の比較……。

ですが、その多くが「売りたい側」が書いた情報です。

  • FC本部が書いた、FC加盟を勧める記事
  • 特定メーカーが書いた、自社機をすすめる記事
  • 広告代理店が書いた、広告を出したくなる記事
  • コンサル会社が書いた、コンサルを契約したくなる記事

もちろん、それぞれに悪気はありません。ですが、「売りたい側」が書いた情報を「これから始めたい側」が読むと、判断を誤ります。

本記事は、24年間で3,000店舗以上のサロン・クリニックを支えてきたメーカーの立場から、副業層の方が判断を誤らないために必要な、現場の数字をそのままお伝えします。

副業で脱毛サロンを開業した4タイプの実例

ここからは、過去にピウズPROショップでサポートさせていただいた中から、副業層の典型的な4タイプの実例をご紹介します。プライバシー保護のため、お名前は仮名にしています。数字は、近い事例の典型値です。

タイプ① 会社員+週末副業(40代男性Aさん)

大手商社にお勤めのまま、週末の土日のみで運営するスタイル。自宅近くのテナントを8坪借り、初期費用は約350万円。開業1年目の月商は約25万円で、本業の収入は維持されたままでした。

当初は奥さまから「副業?」と心配されていたそうですが、半年後には家族の旅費を出せるようになり、ご家族の理解も深まりました。Aさんいわく「会社の中だけで生きていた30代より、視野が広くなった」。

タイプ② 看護師から転身(30代女性Bさん)

病院の不規則勤務に疲れ、自分のサロンを持つことを決意されました。看護師経験を活かし、医療連携クリニックの紹介でスタート。自宅マンションの一室を改装し、初期費用は約220万円。

開業半年で月商30万円、1年後には40万円超に到達。「カルテの書き方」「衛生管理」は看護師時代のスキルがそのまま活き、立ち上がりが早かったケースです。

タイプ③ 子育てママ(30代女性Cさん)

お子さまが幼稚園に通い始めたタイミングで、子育てと両立できる仕事を探していらっしゃいました。自宅サロンで週3日×3〜4時間の運営。業務用機は新品の安価機種を選び、初期費用は約180万円に抑えました。

月商は15〜20万円ほどで、お子さまの習い事・塾代に充当されています。Cさんいわく「子どもに、お母さんの仕事を見せられるのが嬉しい」。

タイプ④ 定年後・第二の人生(50代男性Dさん)

50歳で早期退職され、第二の人生として開業。メンズ脱毛特化サロンを駅前で開業されました。初期費用は約500万円(機械購入+テナント+内装)。

開業2年目で月商60万円超、本業時代より収入アップ。「人生で初めて、自分のお客さんに『ありがとう』と言われた」とお話しいただきました。

タイプ 背景 運営形態 初期費用 月商目安
① Aさん 40代男性・大手商社 テナント8坪/週末のみ 約350万円 約25万円
② Bさん 30代女性・元看護師 自宅マンション一室 約220万円 30〜40万円超
③ Cさん 30代女性・主婦 自宅サロン/週3日 約180万円(新品安価機) 15〜20万円
④ Dさん 50代男性・定年退職 駅前テナント 約500万円 60万円超

副業で失敗する5つのパターン

3,000現場を見てきて、副業で失敗される方には共通したパターンがあります。あらかじめ知っておくだけで、回避できる落とし穴です。

失敗① FCの加盟金で運転資金が尽きる

1,500万円〜のFC加盟金を払ってしまい、肝心の運転資金がなくなり、1年で閉店——というケースを多数見てきました。FCのメリット・デメリットは、慎重に判断する必要があります。

失敗② 保証継承のない中古機を買って3ヶ月で止まる

「安いから」と保証継承のない中古機に飛びつき、3ヶ月で故障し、メーカーから保証拒否——という事例も多発しています。修理見積が本体価格を超えて、廃業に追い込まれた方もいらっしゃいます。「安価」と「中古」は別物です。新品でも安価な機種は存在しますので、必ず新品でメーカー保証付きを選んでください。

失敗③ スタッフを採用しすぎて人件費で倒れる

小さく始めるはずが、見栄えのために早期にスタッフを雇い、人件費で利益が消える。副業はワンオペスタートが鉄則です。

失敗④ ワンオペで頑張りすぎて燃え尽きる

逆に、本業+副業で1日12時間以上働き、3ヶ月で体調を崩されたケースもあります。副業は「持続可能なペース」が最優先です。

失敗⑤ メニュー設計が間違っている

価格を競合に合わせるだけ、または安すぎる設定で、いくら働いても利益が出ない。メニュー設計は開業準備の8割を占める重要ポイントです。

副業で続いている人の3つの共通点

逆に、副業から始めて10年・20年と続いておられる方には、共通点があります。

共通点① 小さく始める

最初から大きく投資せず、自宅・小さなテナントから。月商10〜20万円で2年運営してから、拡大判断をされる方が多いです。

共通点② 機械を吟味する

「価格」だけで選ばず、「5年後も同じ条件で使い続けられるか」「故障時に即日対応してもらえるか」で判断する。これが続く方の機械選びの基準です。

共通点③ 止まらないサポート体制

機械が止まれば、売上も止まります。予約されていたお客さまをお断りすることになり、サロンの信用にも関わります。24時間サポートのあるメーカーから買うことが、副業継続の生命線です。

副業で開業する5つのステップ

実際に副業で開業される方が踏んでいる、現実的な5ステップをご紹介します。

ステップ① 月商目標を「副業の現実値」で設定する

副業の場合、月商15〜30万円が現実ライン。100万円を目指すと、本業との両立が崩れます。「小さく続ける」ことを目標にしてください。

ステップ② 立地と運営時間を逆算する

自宅近く・通いやすい場所が最優先。週8〜15時間が現実的な運営時間です。土日のみ/平日夜の2〜3時間×週3日、というパターンがほとんどです。

ステップ③ 機械は「新品の安価な業務用機」を選ぶ

副業初期は、初期投資を抑えるため、新品の業務用脱毛機の中から、安価な機種を選ぶ——これが王道です。

ここで気をつけていただきたいのは、「安価」と「中古」は別物だということです。中古機はメーカー保証が継承されないため、3ヶ月で故障し修理を受けてもらえないリスクがあります。必ず新品の中から、価格を抑えた機種を選んでください。機械が止まれば、副業の売上もまるごと止まります。

新品の安価機を選ぶときも、「価格」だけでなく、メーカーが「故障時の対応をしてくれるか」「保証期間は何年か」「5年後も同じサポートが続いているか」を必ず確認してください。

ステップ④ メニューは「自分の時給×施術時間」で逆算する

競合に合わせるのではなく、利益が出る時給設計から逆算してください。安すぎる設定は失敗の元です。

ステップ⑤ 集客はSNS・Googleマップ・口コミの3軸

広告に大金を投下する必要はありません。Instagram・Googleマップ・口コミの3つで足ります。副業の場合、特にInstagramは強い武器になります。

よくある質問(FAQ・15問)

Q1. 副業で本当に成立しますか?
成立します。ただし「月商100万円」のような大きな数字を期待すると失敗します。月商15〜30万円を目標にして、小さく続ける方が、副業は成立しやすいです。

Q2. 本業を辞めずに、何時間あれば運営できますか?
週8〜15時間が現実的です。土日のみ、または平日夜の2〜3時間×週3日、というパターンがほとんどです。

Q3. 初期費用はいくら必要ですか?
自宅サロンで150〜200万円、テナントで300〜500万円が目安です。新品の安価機を選び、自宅で始めれば、最も投資を抑えられます。

Q4. 月商はどれくらい見込めますか?
副業の場合、開業半年で月商15〜25万円、1年で20〜35万円が現実的なラインです。これ以上を狙うなら、本業との両立は厳しくなります。

Q5. 資格は必要ですか?
業務用脱毛機の場合、医師資格は不要です。ただし「脱毛士認定講習」など、自社で技術を担保する民間資格はあった方が信頼につながります。

Q6. 立地はどこがいいですか?
副業の場合、自宅近く・通いやすい場所が最優先です。集客は立地よりもSNS・口コミに依存するため、駅前一等地は不要です。

Q7. 自宅サロンでも可能ですか?
可能です。実際、副業オーナーの約4割が自宅マンション・自宅戸建ての一室で運営されています。

Q8. 集客はどうしますか?
Instagram・Googleマップ・口コミの3つで足ります。広告に大金を投下する必要はありません。

Q9. メニュー設計はどう考えればいいですか?
競合に価格を合わせるのではなく、「自分の時給×施術時間」で逆算してください。安すぎる設定は失敗の元です。

Q10. 副業から始めるなら、どんな機械を選ぶべきですか?
副業から始める方には、初期投資を抑えるため、新品の業務用脱毛機の中から、安価な機種を選ぶことをおすすめします。中古機は保証継承がない(3ヶ月で止まると修理を受けてもらえない)リスクが高いので避けてください。新品でも価格を抑えた機種は存在します。「安価」と「中古」は別物として、必ず新品でメーカー保証付きを選んでください。

Q11. 中古機械はやめた方がいいですか?
はい、やめてください。メーカー保証が継承されない中古機はリスクが高く、3ヶ月で止まり修理を受けてもらえないケースを多数見てきました。「安く始めたい」という気持ちは理解できますが、新品の中にも安価な機種はありますので、必ず新品+メーカー保証付きを選んでください。

Q12. FCに入った方がいいですか?
加盟金1,500万円のFCを払って1年で閉店した方を多数見てきました。FCのメリットを冷静に評価し、加盟金が運転資金を圧迫しないか必ず確認してください。

Q13. スタッフは雇った方がいいですか?
副業期間中は、ワンオペでスタートしてください。月商が安定的に40万円を超えてから、はじめてスタッフ雇用を検討しても遅くありません。

Q14. 失敗したらどうなりますか?
新品の安価機・自宅サロンで小さく始める方法なら、損失は限定的です。機械の処分も、メーカー側で買戻し対応しているケースがあります(条件次第)。

Q15. 開業までどれくらいの期間が必要ですか?
機械選定から開業まで、最短2ヶ月、平均3〜4ヶ月です。物件契約・内装に時間がかかるケースが多いです。

まとめ — 副業×脱毛サロン開業の判断基準

副業で脱毛サロンを開業されたい方が、判断を誤らないために、最後に4つの基準をまとめます。

  1. 月商目標は「15〜30万円」で設定する — 本業との両立を維持できる現実値を目指す
  2. 初期投資は小さく抑える — 新品の安価な業務用機・自宅サロンを起点に、需要が見えてから拡大判断
  3. 機械は「5年後の安心感」で選ぶ — 価格より、サポート体制・故障対応・保証継承で判断(中古機は保証継承なしのため避ける)
  4. 集客はSNS・Googleマップ・口コミの3軸で足りる — 広告に大金を投じず、コツコツ積み上げる

この4つを守れば、副業で脱毛サロンを開業し、長く続けることは十分に可能です。

3,000現場で見てきた経験から、最後にひとつだけ申し上げると——副業で続いておられる方ほど、「派手に始めない」方が多いです。最初の半年は、月商10万円で構いません。そこから、ご自身のペースで育てていく。これが、続く方の共通の歩み方です。

本記事の内容についてご質問のある方、副業での開業を具体的にご検討中の方は、ピウズPROショップまでお気軽にお問い合わせください。24年間で3,000店舗以上のサロンさま・クリニックさまを支えてきた現場の経験から、ご相談にお答えします。無料相談・資料請求は、いつでもお気軽にどうぞ。