照射漏れ(打ち漏らし)とは、施術中にハンドピース(照射ヘッド)の当て方や移動のタイミングが不適切なため、部分的に照射されていないエリアが残ってしまうことです。施術後にその部分の毛だけが残り、お客様が「ここだけ毛が残っている」と気づいてクレームになることがあります。
照射漏れが起きやすいのは、肌のくぼみや曲線が多い部位(ワキ・膝裏・VIO)、ハンドピースが当てにくい角度の部位、スライド方式での連続照射の移動ミス、などのケースです。特に経験が浅いスタッフや、施術スピードを意識しすぎた場合に起こりやすい傾向があります。
予防策として最も有効なのは「照射パターンの徹底」です。照射する部位を細かくゾーン分けして、一定の順番・方向に沿って照射する習慣をつけることで、漏れのリスクを大幅に下げられます。また、照射中に照射音・フラッシュを確認しながら進めることも大切です。
照射漏れを指摘されたお客様には、誠実に謝罪のうえで再照射の対応を行います。「次回施術時に重点的に照射します」だけでなく、「次回まで待てない場合は早めに来ていただければ対応します」というフレキシブルな対応が信頼回復につながります。施術記録に漏れ箇所を記入し、次回スタッフに引き継ぐ仕組みも重要です。