成長期(アナジェン)とは、毛周期の中で毛が活発に成長している段階のことです。毛母細胞が活発に分裂し、毛乳頭から供給される栄養をもとに毛が根元からどんどん伸びていきます。この時期は毛根に豊富なメラニン色素が存在し、毛包が皮膚の深いところまで伸びているのが特徴です。
脱毛施術において、成長期は「最も効果が出るタイミング」です。IPL・SHR・レーザーなどのエネルギーはメラニン色素に反応するため、成長期の毛に照射することで毛乳頭や毛母細胞に熱ダメージを与え、毛の再生を抑制することができます。
成長期の長さは部位や個人差によって異なります。頭髪では2〜6年と長いですが、体毛は数週間〜数ヶ月程度と比較的短いため、照射のチャンスをいかにとらえるかが重要です。
また、全体の毛のうち成長期にある割合は部位によって異なり、ワキは約30〜40%、脚は約20〜30%程度といわれています。施術回数が多くなる理由のひとつはここにあります。スタッフとして「今日照射した毛は成長期のものが中心です」と説明することで、お客様の施術への理解と納得感を高めることができます。